アルモニカの機能
大変興味があります。
アルモニカのまじめな話。実は知らないことばっかりでした。
アルモニカ(armonica)とは、ベンジャミン・フランクリンが1761年に発明した楽器である。グラス・ハープを工夫し、多数の音を様々に奏しやすくさせ、細かな音の動きや、同時に多数の音を独りで奏することが容易になった。直径の異なる碗状にした複数のガラスを大きさ順に十二平均律の半音階に並べ、それらを鉄製などの回転棒に突き刺して回転させながら、基本的には、水で濡らした指先をガラスの縁に触れさせる摩擦によって、グラス・ハープと同様に共鳴するガラスからの音で音楽を奏する。
1820年までにほぼ滅亡していたため永らく幻の楽器だったが、1984年ようやく現代に復興され、数少ない奏者たちの手によって、魅惑的な伝説の音色が少しずつ音楽業界に浸透し始めている
[編集] 調律に対して
グラス・ハープの問題点としてまず挙げられるのは、各音程を作るために、ゴブレットに水を入れることによって調律しなければならないという点である。これは、演奏前の大きな負担となり、また濡れた指から滴り落ちた水滴が入ってしまったり、乾燥した空気によって蒸発してしまったりで音程が簡単に狂ってしまう危険性や、あるいは演奏中不意にこぼしてしまう危険性も高かった。そこでフランクリンはまず、演奏の度に水を入れたり抜いたりする作業を排除し、常に準備なしに一定した音程を保てるよう、水によって音程を調節しなくとも、そのものだけで音程を調律されたガラスを用いることを実現させた。
細かな速い楽句の演奏に対して
またグラス・ハープでは、多数のゴブレットを並べて奏するため、広い置き場所が必要となり、それに応じて、奏者はせわしく動きながら広域に配列されているゴブレットを奏することとなる。そのため、遠い音へ素早く移動する楽句や、細かな楽句は至難の技となってしまう。手も、常に各ゴブレットの上で円弧を描きながら回転させている必要があり、同時に奏することのできる和音にも限界があった。
それらの問題を解消するため、フランクリンは二つの工夫を施した。一つめには、手を回転させ続けて擦る必要がないように、ゴブレットのほうを回転させ、そこに指を当てるだけで音を発するという発想であった。二つめには、ゴブレットの足を排除して碗状にし、回転棒にそれを串刺し状にして設置し、それらを密接させて配置することで、各音を発する多数のガラス碗を近距離に密集させることに成功した。これにより、まるで鍵盤を弾くかのように、近距離に多数配置されたガラス碗の縁を、一本ずつの指で容易に奏することが可能になった。細かな速い楽句も、遠い跳躍も、広い音程や、音数の多い和音さえも一人でこなせるようになり、演奏効果が飛躍的に上がった。
また、ガラス碗のほうが常に回っていてくれるため、奏者の腕を中心とする回転運動の負担が大幅に減少し、また、歩き回ったり腕を伸ばして振り回しながら各ゴブレットを奏する必要もなくなったため、その負担の軽減によって、奏者は精神を音楽の内面により集中させやすくなった。回転の仕組みは、足踏み式ミシンと同様の機構となっていたが、後の時代にはモーターによって代用されることとなった。
引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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